掲載日 : [2023-07-19] 照会数 : 11571
老朽化し耐震工事へ、チャリティー展が開幕
[ オープニング式典 ]
本国政府も支援を約束
在日本韓国YMCA(呉永錫理事長、東京・千代田区)の「活性化基金」構築のためのチャリティー展が、同会館9階「2.8独立宣言記念国際ホール」で始まった。築42年と老朽化が進む同会館の耐震補強工事のため、呉理事長がソウルYMCAに協力を呼びかけた。韓国の国家報勲部と光復会も支援を約束している。
今回のチャリティー展には韓国で水彩画の第一人者として知られるペ・ドンシン画伯とデジタルメディア・アーティスト、フレンスキー画伯の協賛を得た。東京を皮切りに10月にはソウルでも開催される。
14日のオープニング式典には在日韓国YMCAとソウルYMCA(曺圭太会長)の関係者50人余りが参席した。呉理事長は「耐震化補強工事には少なくとも4~5億円が必要となるだろう。ソウルYMCAばかりか韓国政府の支援を受けられるのは心強い。在日韓国YMCAでも募金に取り組みたい」と話している。
今年は在日本韓国YMCAでの独立宣言朗読から104周年、ソウルYMCAオープンから120周年を迎えた。
(2023.7.19民団新聞)