掲載日 : [2023-07-19] 照会数 : 12739
日本の動画配信を韓国でも同時視聴
韓国文化体育観光部は、日本の「ビデオ物」に対する規制を廃止し、オンライン動画配信サービス(OTT)で公開される日本のドラマなどを韓国でも同時に視聴できるよう制度を改善したと発表した。
ビデオ物とはドラマやバラエティー番組など全ての映像コンテンツを含め、劇場公開されない映画を意味する。
韓国の映像物等級委員会は政府が1998~2004年に推進した日本大衆文化の開放政策を受け、映画については等級分類を行って流通できるようにしたが、ビデオ物に対する等級分類申請は受け付けなかった。
このため、日本のビデオ物は映画館で上映するなどの方法で「映画」として等級分類を受けた上で動画配信されていた。
文化体育観光部の朴普均長官は、グローバルスタンダードに合わない古い規制をなくすために等級分類の規制を廃止することを決めたとして、「今後もKコンテンツの競争力を高めるため、不要な規制を改善していく」と述べた。
成人向けのビデオ物の流通はこれまでと同様に映像物等級委員会の等級制度により制限される。
(2023.7.19民団新聞)