掲載日 : [2006-08-22] 照会数 : 4876
韓半島の平和・安定を 盧大統領…光復節式典で強調
盧武鉉大統領は15日、ソウル・鍾路の世宗文化会館で開かれた第61周年光復節慶祝式において、「解決しなければならない課題として重要なのは、韓半島の平和と安定を最優先する。2番目には覇権主義を警戒する。日本は何回かの謝罪を裏付ける実践をもって、再び過去と同じようなことを反復する意思がないことをはっきり証明しなければならない。3番目には国を守る確固たる意思と力を備えねばならない」などの課題を述べ、「参与政府が終わる2008年には国民所得2万㌦時代が開かれ、名実とも世界一流国家に跳躍するだろう」と明るい未来像を語った。
日本との関係では、「日本は憲法改正をする前に、やるべきことがある」と述べ、日本の次期政権との関係改善の余地を残した。
一方、この日韓国外交通商部は大島正太郎駐韓大使を呼び、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に抗議した。羅鍾一駐日大使は同日外務省を訪ね、韓国政府の抗議を谷口正太郎事務次官に伝えた。羅大使は「韓民族が植民支配から解放された日に参拝を強行したことは、韓国人の感情を甚だしく傷つけるものだ」と抗議した。
(2006.8.22 民団新聞)