掲載日 : [2006-09-06] 照会数 : 4962
鄭詔文前理事長の収集「朝鮮の美術工芸」展 高麗美術館
高麗美術館主催の夏季平常展「朝鮮の美術工芸」が10月1日まで、京都・北区の同館で開かれる。
同館には前理事長だった故鄭詔文さんが心血を注いで収集した朝鮮・韓国の美術品が多岐にわたって所蔵されている。なかでも朝鮮朝の白磁壺は鄭さんを朝鮮美術への収集に導いた第1号の品。そのほか梵鐘、木工家具なども鄭さんが収集した逸品。今展では時代や分野に偏らず、鄭さんのまなざしをとらえた美術工芸品を紹介する。
出展品は磨製石剣(青銅器時代)、青磁象嵌菊花雲鶴文碗(13世紀)、黄銅装函(19世紀)など約60点。
開館10〜17時。休館毎週月曜日。入館料一般500円ほか。問い合わせは同館(℡075・491・1192)。
(2006.9.6 民団新聞)