掲載日 : [2006-08-22] 照会数 : 5616
「福祉委員」40人登録 京都モアネット呼びかけ
人高齢者・障がい者を下支え
【京都】外国人の障がい者や高齢者を主な対象に地域で暮らしを下支えしようという市民ボランンティア40人が京都外国人高齢者・障がい者生活支援ネットワーク・モアによる所定の研修を受け、外国人福祉委員として正式登録された。9月にも京都市内で見回り訪問活動に入る。
外国人福祉委員は京都モアネットが市の助成を受けて6月から募集していた。応募者は当初50人を数えたが、最終的に2日間の養成講座を受けたのは40人だった。内訳は韓国・朝鮮人が29人と多数。
京都モアネットではきめ細かい見回り訪問を重ね、行政の福祉サービスの行き届かない外国籍住民らを側面からサポートしていきたい考えだ。秋以降、登録員を対象にした研修、および外国人福祉をテーマとしたシンポジウム、年末には第2期外国人福祉委員の募集を予定している。
問い合わせは京都市南区東九条北河原町5。℡・FAX075・681・2721、京都モアネット事務局。
(2006.8.22 民団新聞)