京都国際学園(金晃理事長、河東吉校長)で8日、中学(第66回)と高等学校(第49回)の卒業式が行われた。高校卒業生27人のうち18人は、韓国の慶星大学校、日本の関西外国語大学、京都外国語大学、天理大学などに進学。9人は就職が決定済み。中学卒業生8人のうち5人は京都国際高等学校に進学する。
河校長は「人生のゴールは人間、個人としての独立、自立にある。努力を惜しまない、他人を思いやれる人になれ」とはなむけの言葉を贈った。駐大阪総領事館の朴敬洙教育担当領事は、「急がず、他人を責めず、失敗をおそれないクライマーたれ」と祝辞を述べた。
同学園は14年度からシンガポールで英語研修を行う。日本はもとより韓国からも入学を受け入れることができるよう、学生寮も完備している。
(2014.3.12 民団新聞)