掲載日 : [2016-06-22] 照会数 : 6754
全国10番目の開設…「みんだん生活相談センターながの」
[ 朴永大団長(右から2人目)らと生活相談センターの看板を掲げる民団中央本部の金昭夫所長 ]
【長野】長野県本部(朴永大団長)は16日、全国で10番目となる「みんだん生活相談センターながの」の開設式を同本部ホールでもった。3機関役員や傘下団体長と駐新潟韓国総領事館関係者ら20数人が参席した。
朴団長は「長野ではこれまでも団員からの様々な相談に誠意を持って応じて来たが、中央本部と足並みを揃える意味からも生活相談センターの看板を掲げ、団員サービスがより拡充するように努力する。ついては専門家をはじめとした各位の協力をお願いする」と決意を述べた。
中央本部から駆けつけた金昭夫相談センター所長は、「本国政府や韓国大使館などから高い評価を受けている。相談センターを長野で開設された役職員に敬意を表する」と謝意を表した。
長野の専門相談員は現在5人。開設式に参席した中嶌実香弁護士、百瀬敏男公認会計士・税理士、林辰幸行政書士、孫文夫福祉用具専門相談員は全員が民団長野との交流が深いことから、団員に密着した相談が期待できそうだ。
意見交換では長野県の面積が広いことを勘案。例えば南部と北部の両方で専門相談員を確保できればより安定した運営が可能になるのではないかという指摘や、受付や相談は軌道に乗るまでは可能な限り柔軟に対応するとの確認がなされた。
毎週月曜日の午後2時から5時まで受付、相談日は個別に調整する。連絡先は同本部(0263・33・6858)。
なお、長野県は山岳県であることから韓国人観光客の数が多い。生活相談センターとともに旅行者支援センターを立ち上げることがすでに内定している。
(2016.6.22 民団新聞)