掲載日 : [2016-06-08] 照会数 : 4300
<韓仏修交130周年>両国首脳が記念共同宣言を採択…北核放棄へ追加措置も
朴槿恵大統領は国賓としてフランスを訪問中の3日(現地時間)、パリでオランド大統領と会談し、「韓仏国交樹立130周年記念共同宣言」を採択した。宣言は北韓の核問題について、「北が核を放棄し、真の変化の道を進まざるを得ないよう国連安全保障理事会決議を持続的かつ徹底的に履行し、必要時には追加措置を講じる」とした。
その上で、北韓に対し全ての核・ミサイル開発計画を完全かつ検証可能で後戻りできない方法で放棄し、国際義務を即刻履行するよう促した。また、北韓の人権状況に対し深刻な憂慮を表明し、人権と基本的自由を保障すべきだと強調した。
朴大統領は北韓に対する圧力の維持に向けたフランスとの連携を確保する一方、韓半島統一政策に対するフランスの理解と支持をあらためて確認した。両首脳は21世紀の創造経済と文化隆盛のための最適なパートナーになり得るとの認識を共有し、協力を拡大することで合意した。
(2016.6.8 民団新聞)