掲載日 : [2017-04-26] 照会数 : 6221
魅力の韓方体験を…「メディシティ大邱」が説明会
[ 女性に関心の高い韓方医療 ]
2008年に「メディシティ(医療特別市)大邱」を宣言した韓国最初の医療ブランド都市、大邱市の魅力を伝える広報説明会が18日、都内のホテルであった。女性を中心に約100人が参加。
同市は内陸に位置しアクセス面では不便だったが、16年から東京、大阪をはじめとする主要5都市との間で直行便が就航したのを機会に大邱市医療観光振興院が主催。韓方薬が縁で5年前から同市と特別な関係を持つようになった在日同胞の李春浩氏(「サロン韓方」代表)が日本での説明会をプロデュースした。
市は外国人患者を誘致するために、厳格な基準で選んだ大学病院5カ所、中核病院22カ所、医院28カ所を「先導医療機関」に指定。空港送迎サービスからホテルの予約、外国語の通訳支援など入国から出国までのサービスを実施している。
日本から同市への訪問客は15年度に2895人だったが、16年度には1万3265人と約4・5倍に増えた。この多くが韓方医療に関心を寄せていた。
李さんは韓医療と出会い、長年のコンプレックスだったO脚を改善した体験を述べた。日本で韓国の美容情報を発信しているライターの橘亜美さんは同じく講演で、日本に戻ってからがんこな全身じんま疹の韓方医療を2カ月間続けて完治した体験を発表した。
日本の旅行会社は「韓国韓方の魅力と効能を学ぶ大邱4日間」のお試しツアーを企画している。成田と関西空港発着で6月24〜27日。代金は9万8800円。問い合わせはタビーズ(03・6661・2300)。
(2017.4.26 民団新聞)