青年会の大会が全国7カ所で開催された。このうち、千葉と兵庫では任期満了にともない新会長が誕生した。
会長に林永祥氏
青年会千葉県本部(金貴仁会長)の新会長に林永祥氏(25)が就任した。第36回定期大会は3月10日、千葉韓国会館で開かれた。
12年度は次世代育成事業を最重点とし、夏のオリニキャンプやオリニクリスマスパーティーを主催してきた。オリニ事業は今年度も基本方針の一つに加えた。民団千葉本部(金鎭得団長)も今年度から定期補助金を増額することにしており、期待をかけている。
仲間の輪拡大へ
青年会山梨本部(金静姫会長)は3月11日、民団本部会館で第7回定期大会を開催した。就任から2年目。任期をあと1年残すのみとなった金会長は、定例会と親睦会で仲間を増やす間口を広げていきたいと抱負を述べた。
民団山梨本部の朴喜雄団長は、「若い仲間を1人でも増やして青年会の輪を大きくしてください」と激励した。
コンブバン計画
青年会大阪本部(金奈緒美会長)は3月24日、大阪韓国人会館で第35回定期大会を開催。金会長は「残りの1年、青年会の魅力や存在意義をしっかり伝えていきたい」と抱負を述べた。今年度は、一般青年を対象にしたコンブバンの開催、歴史認識問題への取り組み、ウリマル講座とブライダル事業の継続など。
戸別訪問重点に
青年会京都本部(千義雄会長)は3月10日、民団京都本部会館で第35回定期大会を開いた。
千会長は1年間を振り返り、「さまざまな活動のなかで多くの人に青年会に触れてもらった。青年会は人の力によって構築される。今年もより一層の協力をお願いしたい」とあいさつした。青年会中央本部の徐史晃会長は「韓日友好に青年会をふんだんに活用していこう」と激励した。
今年度の方針は幹部・活動者研修会の実施、新規青年発掘のための戸別訪問の推進、会員を対象にしたウリマル教室の開催など。
会長に羅未華氏
青年会兵庫本部(金陽信会長)は3月16日、兵庫韓国文化教育院で第36回定期大会を開き、新会長に羅未華さん(前副会長、写真)を満場一致で選出した。
羅新会長は、青年会との出会いを語りながら「たくさんの人が集まる魅力ある青年会をめざして、みなさんとともに成長できるよう、全力で活動に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
今年度の重点方針として戸別訪問などで青年の掘り起し、近畿地方協議会への参与、インターネットを活用した広報の強化と会報の発刊などを決めた。
代表監査に李篤史氏(前副会長)、副会長には趙清済氏、呉碩周氏が選出された。
独自に母国訪問
青年会広島本部(宋達典会長)は同本部単独で母国訪問事業を行い、新規青年の発掘を行うことになった。3月16日、広島韓国人会館で開催した第36回定期大会で方針を採択した。
宋会長は「人材は宝。会員の声を活動に反映させ、より多くの仲間との出会いで組織強化を図りたい」と述べた。
会長に李政訓氏
青年会東京本部(李承哲会長代行)は3月24日、韓国中央会館で第38回臨時大会を開き、新会長に李政訓副会長を選出した。一身上の理由で辞意を表明した李亨燦前会長の残り任期を務める。
(2013.4.12 民団新聞)