潘基文国連総長、広島韓国人慰霊碑に献花 国連の潘基文事務総長は「原爆の日」の8月6日、広島市中区の平和記念公園内で営まれた原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列した後、同公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑を訪れ、民団関係者が見守るなか献花した。広島に先立って5日、長崎入りし、長崎原爆資料館ではチマチョゴリ姿の在日被爆者、権舜琴さん(84)と面会した |
〞初の一票〟 在外国民として「権利」持つ存在に 2012年4月の第19代国会議員総選挙から始まる在外国民の参政権行使に備えた模擬在外選挙が11月14、15の両日、世界21カ国26カ所の韓国公館で実施された。平均投票率は38・2%。日本では駐日大使館と駐大阪総領事館で行われ、模擬投票であるにもかかわらず参加登録者の61%(1450人)が投票に参加、国政参与への強い関心と期待を示した |
本国在住の在日学徒義勇軍同志会会員が里帰り 6・25韓国戦争参戦60周年行事の一環として、韓国に在住する在日学徒義勇軍同志会の会員16人が日本を訪れ、4月26日に東京で、27日には大阪で旧友と涙の再会を果たした |
映画「クロッシング」各地民団も上映 北韓炭鉱労働者家族の苛酷な脱北の実態を描いた映画、「クロッシング」が4月17日、東京、名古屋を皮切りに、全国で順次公開された。各地民団でも上映会を開催、脱北者の痛みと彼らを待ち受けていた残酷な現実に涙した |
北韓の砲撃許さじ 民団が緊急糾弾大会 11月24日からソウルで2010年度拡大幹部会議を開催した民団は25日、韓国軍兵士・民間人計4人の死者を出した北韓の延坪島無差別砲撃に対する「緊急糾弾大会」を開いた。330人の会議参加者は怒りを込めて「抗議声明」を発表、北韓に対して休戦協定、南北不可侵を誓った南北基本合意書などを順守し、軍事挑発を即刻やめるよう厳しく要求した |
天安艦撃沈を糾弾 民団が抗議の集会・デモ 民団中央本部は6月5日、東京都港区の芝公園で緊急集会を開いた。首都圏の団員1200人が参加し、北韓の蛮行に強く抗議し、日比谷公園までデモ行進した。また、4月23日、民団中央会館に天安艦殉国将兵の追悼所を設置するとともに弔意募金を実施した |
婦人会、天安艦事件に怒り新た 婦人会の全国幹部本国研修会が9月26日〜29日までソウルで開かれ、約160人が参加。京畿道平沢の海軍第2艦隊司令部を訪問、展示されている哨戒艦「天安」を見学。北韓の蛮行に怒りを新たにした。また、女性家族部長官から幹部らが表彰された |
強制併合100年、大阪・東京でシンポ 在日韓人歴史資料館5周年を記念して大阪(10月16日)と東京(11月13日)で日本による「韓国併合」100年に合わせ、韓日新100年を考えるシンポジウムを開催、韓日の歴史認識の違いを見つめるとともに、今後の課題は何かを探り合った |
リニューアルでサービス向上 韓国中央会館2、3階の駐日大使館領事部のスペースが4階まで大幅に拡張された。2階は旅券や在外国民登録、家族関係登録など、3階は領事確認やVISAの発給がメーン。業務スペースは1フロア166坪から2フロア320坪に広がった。4階は総領事や領事らの執務室 |
婦人会中央、初代会長100歳を祝う 中央本部初代会長の呉基文顧問の「100歳」を祝う催しが3月24日の定期中央委員会の席上で行われ、余玉善会長らから花束や記念品が贈呈された。祝賀会では全国の中央委員らと長寿を喜び合った |
盟主復活のV 在日4年ぶり栄冠 第91回全国体育大会(韓国国体)が10月6日から12日まで、慶尚南道晋州市とその一円で開かれた。在日同胞選手団(金昭夫引率団長)は、金8、銀3、銅6の合わせて17個のメダルを獲得し、17カ国の海外同胞で競う「海外同胞の部」で4年ぶりとなる総合優勝を果たした |
在日4世の康裕美さんが凱旋報告 U20女子W杯の韓国代表として初の3位に貢献した在日3世選手、康裕美さんが10月1日、民団中央本部を訪れ、鄭進団長に凱旋報告をした |
同胞が女子高生囲碁日本一 夏の「全国高校囲碁選手権大会」の女子個人戦で、同胞の呉理沙さん(19、私立東葉高校3年)が優勝。女子高校生の囲碁実力日本一と認められた |
W杯16強を後押し…各地民団でPV応援 6月に開催されたFIFAワールドカップ南アフリカ大会で、韓国のベスト16進出を願い、ともに応援するパブリック・ビューイングが各地民団で行われた。東京、大阪、愛知では青年会や学生会が主体となり、神奈川、宮城、北海道、兵庫などでは韓国人留学生とスクラムを組んだ共同運営が目立った |
オリニの闘志が猛暑蹴っ飛ばす 民団中央団長杯・第4回オリニフットサル全国大会が8月21日、三重県四日市ドームで開かれ、約250人がサッカーを通じて交流を深めた。小学生の部は16チーム、今大会から新設された中学生の部は4チームが熱戦を繰り広げた |
東京韓学初等部の増築校舎竣工 東京韓国学校初等部校舎の増築工事が完了し、6月21日、お披露目された。新校舎は4階建て。5・6年生の教室を1クラス増やし、各学年とも3クラスに。4年生が進級する教室不足は解消した |
次世代パワー 母国でバクハツ…ジャンボリー 8月1日から4泊5日開催された2010在日同胞オリニジャンボリー。オリニをはじめ世話役のリーダーとスタッフ452人は、大きな感動を胸に持ち帰った。韓民族としてのルーツを求め、母国と仲間たちにふれあった5日間。心を一つにし、友情と絆を深めあった。今回が6回目で10年目を迎え、初期に参加したオリニが、立派に成長してリーダーとして戻ってきた |
四天王寺ワッソ20周年 在日同胞が中心になって古代の大阪と東アジアの国際交流を雅やかに再現し、交流・融合・共生の促進をうたう「四天王寺ワッソ」が11月7日、史蹟なにわの宮跡で開かれた。古代の衣装を身にまとっての大巡行パレードには、青少年を中心に1000人以上が出演。市民ら4万5000人が祭りを楽しんだ |
いいネ! 同胞の絆 全国で「10月マダン」 同胞のつながりを再確認し、韓国文化を介して地域住民とも交流する民団の秋の主要行事「10月マダン」が全国で展開された。各地とも全般的に天候に恵まれ、格好のマダン日和が続いた。いずれの会場も韓国文化を見て、聴いて、食べて楽しむ多くの市民でにぎわった。この間、市民ばかりか、行政からも高い評価を得ており、民団に対する評価や認知度も高まっている |
「新100年」ともに創ろう 「いっしょに創りあげていく、新しい100年」をスローガンにした韓国と日本の文化交流イベント「韓日祝祭ハンマダン」が10月2日、東京・六本木ヒルズアリーナで繰り広げられた。昨年に続いて2回目。韓日両国から15団体・約350人が出演、2万人が共に楽しんだ |
焼肉・韓食広めて半世紀 農林水産食品部長官による在日韓国食堂経営者に対する感謝状授与式が10月15日、東京・港区の韓国中央会館で行われた。半世紀以上も焼肉店などを営み、韓食を広めた経営者は、19地方本部から推薦を受けた45人 |
母国修学の団員子弟に奨学金 オリンピックユースホステル開館20周年を記念し、ソウル五輪に貢献した在日同胞社会への恩返しの一環として文化体育観光部と国民体育振興公団が在日同胞母国修学生奨学金を新設。授与式が5月17日、同ホステルで行われた。母国の大学または大学院に修学している民団団員の子弟が対象で、年額500万ウォン |
婦人会埼玉が10年ぶり「作品展」 婦人会埼玉本部(鄭京子会長)は10月13、14の両日、埼玉韓国会館で「作品展」を開いた。同本部としては約10年ぶり。50人が書道、絵画、レザークラフト、パッチワーク、フラワーアレンジメントなど約150点を出品した |
「オモニの味」伝え30年 愛知韓国学園名古屋韓国学校で30年余りの長きにわたり料理教室を主宰してきた具日會さん(82、婦人会愛知本部顧問)が、高齢のため、3月10日を最後に惜しまれつつ引退した。生徒たちからは「具先生のレストラン」と呼ばれて親しまれ、その味は「オモニの味」として人気を集めていた。この間、具さんから指導を受けた教え子は延べ1万人を超す |
地方でもこのがんばり 韓国語教室・過疎地でも盛況 民団青森本部は同本部内に青森韓国学院を設立し、4月から一般市民を対象とした韓国語講座をスタートさせた。同本部が韓国会館を市民に開放し、韓国語講座を開講したのはこれが初めて。各班とも定員を2倍以上超す人気。今後は韓国伝統料理や韓国文化講座などの特別講義の時間も設けていく |
愛媛で初の「オリニ夏期学校」 韓国の文化や言葉を勉強することで、韓国人としての誇りをもってほしいと、民団愛媛本部(表寅熙団長)が8月に毎週1回、愛媛韓国会館でオリニを対象に「サマースクール」を開講した |
韓国語学習の成果を楽しく披露 山梨民団韓国語講座で学ぶ受講生が1月30日、学習の成果を作文、演劇、歌、詩吟など様々な形で発表した。初級から上級まで7クラスで構成し、受講生は70人余り。韓流ドラマのブームで40〜50代の主婦層を中心に受講希望が急増した |
認知症予防に活路、補助金削減カバー 大阪府が昨年から「街かどデイハウス」支援事業に対する補助金を半減し、実施主体の民団各支部は運営に苦慮している。こうしたなか、「街かどデイハウス‐ふれあいの郷・無窮花」を運営している民団八尾支部(朴清支団長)は、新たな介護予防支援に取り組むことで、ダメージを最小限に食い止めた |