掲載日 : [2016-05-25] 照会数 : 6722
<熊本地震>東京韓学から義捐金…各級生徒会で自主募金
[ 呉公太団長(右)に義捐金を手渡す各生徒会長 ]
東京韓国学校の金得永校長、鄭台棟中高等部教頭と各級生徒会長ら5人が23日、東京都港区の民団中央本部を訪れ、熊本地震の義捐金として42万円あまりを呉公太団長(同校理事長兼任)に手渡した。
初等部の李箴言会長(小6)と中等部の安兌涓会長(中3)、高等部の徐祥洙会長(高2)が募金について協議し、募金箱を作り、クラス別に朝礼時に集めた。初等部が22万309円、中・高等部が20万802円だった。会長らは「苦しい人に役立てばいい。韓国にいいイメージをもってもらえたら」と率直な思いを語った。
金校長は「相互扶助がわが民族の美風。国を超えて助けるのは人間の道理だ」と述べ、「熊本が近ければ奉仕活動もしたいところだ。子どもらに支援の心を育てる契機になった」と振り返った。
熊本地震被災者支援民団対策本部の本部長を務める呉団長は、「社会貢献活動に感謝する。被災者のためになるよう有意義に使わせていただく」と謝辞を述べた。
(2016.5.25 民団新聞)