掲載日 : [2017-03-29] 照会数 : 7934
<民団熊本>癒しの伝統文化公演…二の丸公園に8千人
[ 観覧席で涙ぐむ参加者の姿も見られた公演 ]
仮設住宅慰問も
【熊本】「韓日文化交流マダン」が18、19の両日、熊本市内で開催された。主催は民団熊本本部(金泰汶団長)が「韓日間の懸け橋役を果たしたい」と設立した「一般社団法人韓日文化交流センター熊本」。同センターとしてはこれが初めての事業。
東大阪から韓国伝統舞踊・柳会(ポドルフェ、高茂成団長)が友情出演。韓国からはソウル大学舞踊科を卒業して淑明女子大学院博士課程で学ぶ洪芸利さんを招待した。
19日は熊本城二の丸公園で公演。観客8000人が集まった。終了後には感激して涙ぐむ年配者の姿も。これに先だって18日には仮設住宅みんなの家と益城町復興広場を慰問した。
民団側は同じ被災者として互いに助け合う心を表したかったという。金団長は「韓国と日本は政治的にいろいろ問題を抱えているが、民間レベルの交流を続け、今後さらなる友好関係を構築していきたい」と語った。
(2017.3.29 民団新聞)