浄化力優れた樹木に囲まれ
京畿道水原市の南昌小学校が16日から、「環境にやさしいアトピー特性化校」に生まれ変わった。都心部では珍しい。
水原市内の空洞化とともに児童数が年々減り続け、廃校の危機にさらされていた。アトピーやアレルギー鼻炎を患う子どもたちが多いことから、水原市長がアトピー治療の専門校に変えることを提案したのがきっかけ。1年前からの工事で学校全体を木材で仕上げた。
「癒しのガーデン」に、エノキやエゴノキ、コウライシャラノキなど、浄化能力の優れた樹木40種余、7100株を植え、マイナスイオンを発生させる。遊具も環境にやさしいものばかりだ。
有機栽培の家庭菜園、タイムやイブキジャコウソウ、ローズマリーなどの芳香園、キキョウやチョウセンオニウドなどを植えた薬草園、別館の2階にはアトピー教育プログラム室などを設けた。
6年生のイ・スミンさんは「新しい学校では、自分を毎日苦しめたアトピーが消えるような気がする」と喜んでいる。
(2014.4.23 民団新聞)