5月11日まで
「海の中、人類の未来、海藻類との出会い」をテーマにした国際海藻類博覧会が5月11日までの1カ月間、全羅南道南端の莞島で開催中だ。海藻類をテーマにした博覧会は珍しい。
海浜公園や莞島港がメーン会場で、9世紀の海上貿易の先駆者・張保皐遺跡がサブ会場となっている。海藻料理教室、海藻食品や魚のつかみ取り、長さ100㍍の海藻のり巻き、アワビ海藻類ビビンパづくりなどのイベントも行われる。
組織委員長の金鍾植莞島郡守は、「食糧の資源として海藻類の重要性が認識されつつある。博覧会を契機に海藻類の高付加価値産業への転換を図りたい」と語った。来場者も「海藻類といえばノリ、ワカメ、コンブ程度しか知らなかった。こんなに素材が多いのに驚いた」と感嘆していた。
(2014.4.23 民団新聞)