韓国の第1四半期(1〜3月)輸出額は前年同期比2・2%増の1382億㌦で、同期としては過去最高を更新した。輸入額は同2・1%増の1324億㌦。貿易収支は59億㌦の黒字だった。産業通商資源部が4月下旬に発表した。
輸出先別では、欧州連合(EU)向けが同16・3%増の135億3000万㌦で、EUの景気回復と、韓国・EU自由貿易協定(FTA)の効果が表れたと分析された。
トルコやブラジル、インド、インドネシア、南アフリカ共和国への輸出は同5・0%増の109億2000万㌦と、成長鈍化の懸念があった新興国向けも順調だった。
輸出品のうち、素材・部品が648億8000万㌦で、244億㌦の黒字となった。素材・部品の対日貿易収支は赤字幅が縮小し、対日輸入依存度が18・1%と過去最低だった。
(2014.5.7 民団新聞)