掲載日 : [2020-01-29] 照会数 : 14273
在日青年の就労支援…青年会中央がワークポート社と提携
[ 青年会とワークポート社による就・転職の専用サイト ]
青年会中央本部(鄭昇栄会長)は在日韓国人青年の就労支援へ、転職支援の株式会社ワークポート(田村高広代表取締役CEO、東京都品川区)と業務提携を結ぶことになった。
業務提携が実現すれば、ワークポートの専門相談員が就・転職を希望する青年会員の個別相談に無料で応じる。鄭会長は「青年会に入ってもらう入り口になれば」と話している。
手始めに2月22日、在日韓国人材採用に向けた「第1回就・転職フェア」をワークポート大崎本社と大阪オフィスで共催することが決まった。
希望者に青年会のホームページを経由してワークポートの会員になってもらうという。ワークポート側としては18~35歳までの若い青年層を取り込める。一方、青年会としても登録会員数を増やすことで新たな収支事業に育てていきたい考えだ。
鄭昇栄会長は「今回の業務提携に向けては、昨年からワークポートさんと話しあいを重ねてきた。就・転職フェアを充実させ、1年後には大阪、愛知、福岡などでも開催していきたい」と話している。
株式会社ワークポートは転職を希望する求職者と人材を募集する企業の仲介役。03年3月の設立でソウル市内にもオフィスを構えている。
問い合わせ先は青年会中央本部(03・3453・0881)。
2月22日に東京と大阪で就・転職フェア
2月22日にワークポート社と共催する「就・転職フェア」は、在日韓国人材の職務クオリティを高める面接イベントで、書類選考なしに当日希望する複数の企業に面接を受けることができる。ただし、2月12日までに事前申請が必要。詳細は
在日韓国青年会のホームページを参照。
(2020.01.29 民団新聞)