掲載日 : [2020-01-29] 照会数 : 9114
在日と日本児童がミニサッカー戦…24年目 体育会関東主催
[ 「境南サッカークラブ」と「新宿FC」の決勝戦 ]
[ 在日と日本の小学生8チームが参加した ]
在日と日本の児童たちがサッカーで交流する6人制の第24回オリニ・ミニサッカー大会が19日、東京韓国学校校庭で開催され、在日と日本の小学生8チームが熱戦を繰り広げた。体育会関東本部(文京一会長)主催、在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)が主管した。
4チームが2ブロックに分かれて予選リーグを行った。1位同士による決勝戦は予選リーグ負けなしの「境南サッカークラブ」と「新宿FC」による対決。両チームとも固い守備で得点を許さない試合展開の中、先制ゴールを決めたのは「境南」。前半5分にロングパスがゴール前につながったところをしっかり決めた。後半、「境南」が1点を死守し終了した。
3位決定戦はムグンファJrが東京韓国学校を制した。
試合中、鋭いシュートやキーパーのファインセーブも続出し、応援に駆けつけていた保護者や関係者から大きな拍手が響きわたった。
96年から始まった同大会は24回目を迎えた。初期の大会にオリニとして参加していたメンバーが同大会への恩返しとして、当日の運営スタッフを担った。
李会長は閉会式の総評で「晴天に恵まれ、皆さんのはつらつとしたプレーを見せてくれて感謝したい。24年前、この大会に参加した子らが成長し、今日、手伝ってもらった。このような、サッカーを通じた輪を広げてほしい」と期待を込めた。
最終結果(順位)
優勝 境南SC
準優勝 新宿FC
3位 ムグンファJr
4位 東京韓国学校
5位 豊島区トレセン
6位 慶應サッカースクール
7位 西新井Jr
8位 CFA&JYA
(2020.01.29 民団新聞)