掲載日 : [2021-08-04] 照会数 : 5154
幹部育成ワークショップ…青年会中央、ハイブリッド形式で
[ 講演する在日韓国青年商工人連合会の朴永鎮会長 ]
青年会中央本部(鄭昇栄会長)では7月18日、東京品川の会議室で第2回幹部活動者ワークショップを開催した。新型コロナウイルスの関係で、5月の第1回同様、会場には中央常任と東京が参加し、オンライン会議システムを活用し、ハイブリッド形式で開催した。地方本部幹部15人が参加した。
鄭会長は冒頭のあいさつで「地方本部の人材不足が日を追うごとに増している。幹部の育成と発掘が急務。幹部として必要なスキルを今回の講義で学んで頂き、皆さんが次世代に引き継いでほしい。地方ごとに様々な課題があると思うが、再度全国一丸となって青年会の発展に尽力しましょう」と呼びかけた。
ワークショップは第1部が鄭会長講師の監査研修、第2部は「幹部としての心得・必要スキル」と題して、在日韓国青年商工人連合会の朴永鎮会長(株式会社ヒューマンパワー代表)を招いての講演と続いた。
監査研修では①監査の必要性②監査の任務③監査を受ける執行部側の準備物を解説した。この中で監査として大切なのは①執行部と違う観点でアドバイス②独裁的な運営の防止③互いを尊重しあい助言と強調した。
朴永鎮会長は幹部に必要なスキルとして①テクニカル(業務遂行能力)②ヒューマン(対人関係能力)③コンセプチュアル(概念形成力)とし、自身の経験から①スケジュール管理の徹底②優先順位と無駄を削減した時間を作る③人と人の出会いを大切にする-ことをモットーにと語った。
(2021.08.04 民団新聞)