掲載日 : [2023-05-10] 照会数 : 591
婦人会本部大・総会、5地方で新役員選出
[ 右上から朴米子会長 (大阪)、権英孝会長 (奈良)、朴明粉会長 (兵庫)。右下金美恵子会長 (長野)、徐龍子会長 (宮城) ]
宮城本部(厳由美会長、第32回定期総会=4月22日・宮城民団韓国会館) 第32期会長に単独立候補していた徐龍子氏が就任した。監査は朴美子氏と姜正江氏。
徐新会長は23年前に入会し、宣伝部長を皮切りに組織部長、総務部長、副会長を務めてきた。抱負で「任期中に新たな会員の増加を目指し、次の世代につないでいきたい」と述べた。会員75人のうち50人の出席を確認して成立した。
長野本部(金政子会長、第28回定期大会=4月7日・長野民団韓国会館) 新会長に金美恵子さん=民団長野県本部前事務局長=が就任。新会長は婦人会での経験こそないが、民団の実務者としては長いキャリアを誇る。この実務経験を活かした組織の立て直しと会員拡充に期待がかけられている。大会を前にして開かれた第35回地方員会では活動報告、方針案などの各議案が原案どおり承認された。
大阪本部(朴米子会長、第30期定期大会=4月20日・大阪韓国人会館) 任期満了に伴う役員改選で単独候補の朴会長を再選した。監査は金輝子(再選)、朴静子(前副会長)、金泰順(前副会長)の3氏。副会長は、夫正子(再任)、姜鉄順(前総務部長)、金文子(前財政部長)の3氏。総務部長は朴政子氏(前文化部長)。
朴会長は「会員に寄り添った本部として各支部を訪問し、耳を傾け、開かれた本部をめざいしていく」と抱負を述べた。
劉代永中央本部会長は3年間の活動を労ったあと「今年の全国大研修会は2泊3日にもどし、本国研修会開催も予定している。一人でも多く参加して」と呼びかけた。
民団大阪本部の李元徹団長は「民団の良きパートナーとして共に活動し、婦人会が活発になるよう民団としても協力する。一緒に頑張っていこう」とエールを送った。
大会に先立つ第35回地方委員会では全国大研修会への参加、大阪独自の研修会開催(11月)、コーラス部発表会などの活動方針を決めた。
席上、婦人会大阪本部に賛助(700万円)した洪純一さん(民団大阪・旭都島支部団員)に、感謝状と記念品が贈られた。
兵庫本部(崔和代会長、第36期定期大会=4月25日・神戸韓国教育院) 任期満了に伴う役員改選で新会長に朴明粉氏(前副会長)を選出した。朴新会長は「身の引き締まる思い。和の心で引き継がれてきた婦人会を一生懸命繋いでいく。皆さんの協力をお願いしたい」と述べた。
中央本部の劉代永会長は「婦人会は民団の傘下団体。協力し、民団を盛り上げていくとともに、地域社会で韓日両国の懸け橋的役割を果たしてほしい」と激励した。
監査には李勝子(再選)、崔重子(前副会長)、林早苗(前組織部長)の3氏が就任した。副会長は金トミエ(前財政部長)、金貞守(西宮支部会長)、総務部長に朴和代氏(前総務次長)。
第32回定期地方委員会では全国大研修会参加、コリアブライダル「マンナム」の会員拡充、防災体験ツアー参加、民団事業支援などが承認された。
奈良本部(李鍾任会長、第31期定期大会、4月23日・奈良韓国人会館) 任期満了に伴う役員改選で新会長に権英孝氏(前副会長)を選出した。権新会長は「和をもって貴しの志で微力ながら尽力していく」と決意を述べた。
婦人会中央本部の劉代永会長は「支部、本部あっての中央。三位一体で前進していくとともに、地域社会と共栄共存し、婦人会が韓日の懸け橋になること願っている」と期待を寄せた。
監査は許敏子(再選)、金君緒(前副会長)、金鳳仙(前厚生部長)の3氏が選ばれた。副会長は金小子(再任)、姜小礼(前監査)、張美淑(前組織部長)の3氏、総務部長には鄭敬順氏(再任)を任命した。
第35期地方委員会ではセミナーの実施、全国大研修会参加、「10月マダン」参加などの活動方針を承認した。
地方委員会
東京本部(李正子会長、第35回=4月27日・韓国中央会館) 地方委員39人(定数46人)が出席して成立。活動報告・決算を原案通り承認した。李会長は「たくさんの行事を開催し、以前の活気ある婦人会に少しずつ戻ることができた」と昨年1年を振り返った。活動方針は大研修会参加、国際文化作品展示会実施、在日同胞婦人会東京交流会など。
愛知本部(=福蘭会長、第25回=4月21日・民団愛知本部会館) 地方委員44人(定数47人)が出席して成立。=会長は「会員の高齢化と減少などで会費収入が減り、会の運営に困難をきたしている支部もある。割当金と会長活動費も見直しした。これからもできることで婦人会の収益にも寄与していきたい」とあいさつした。
活動方針は全国大研修会参加、韓国フェスティバルへの参加、卓球大会開催、民団各種行事支援など。
京都本部(趙清美会長、第35回=4月22日・京都国際学園小講堂) 地方委員37人中30人が出席して成立。趙会長は「韓国の大統領としては12年ぶりの訪日で韓日関係が少しずつ良くなってきている。私たち婦人会も皆さんの協力、支援のもと、韓日草の根交流に尽力していこう」と呼びかけた。
民団京都本部の金政弘団長は「民団会館建設にあたり、婦人会から支援、叱咤激励をもらい、感謝の気持ちでいっぱい。楽しく元気になる本部を皆さんとつくりあげていきたい」と思いを寄せた。
活動方針は次世代育成セミナー実施、本国研修会参加、民団行事への協力などが承認された。
滋賀本部(李美姫会長、第23回定期地方委員会=4月24日・民団滋賀本部会館) 李会長は「滋賀から中央本部筆頭監査が決まり、喜ばしい。これからも一丸となって頑張っていこう」と呼びかけた。民団滋賀本部の金東凡団長は「民団と婦人会、これからもお互い協力しあっていこう」とエールを送った。
活動方針は「敬老セミナー」開催、本国研修会参加、民団「10月マダン」参加など。未定だった監査に宋胤子氏を満場一致で承認した。
(2023.5.10民団新聞)