定期地方委員会で新年度活動方針を採択

  • 河隆實団長あいさつ
  • 集まった地方委員

6年ぶりに分科委員会も開催
民団愛知県本部(河隆實団長)の第71回定期地方委員会が3月19日、愛知韓国人会館で開催され、地方委員と来賓として駐名古屋韓国総領事館の金星秀総領事、金承煥領事、民団中央本部の呂健二団長らが参加しました。
地方委員会は在籍93名(定数94、未配定1)のうち73名の委員が出席して成立しました。

会中、2022年度の活動・収支決算報告が承認され、その後新年度の活動方針案・予算案が上程されました。
活動方針案・予算案は、新会館建設や新型コロナの影響で、2017年を最後に休止していた分科委員会を開催し、少人数で活発な議論を行いました。
その後、活動方針案・予算案は原案通り満場一致で採択されました。

主な新年度方針案は下記のとおり。

1.本部割当金 新規定施行
団費の減少で要望の多い割当金減額について、一定比率の減額では将来的に問題が続くことが予想されることから、2022年度に設置した「組織向上委員会」から提示された新規定を施行。3年間の団費平均と総務省の人口統計を掛け合わせた数式を利用し、割当金の金額を計算。本部の任期で数値を入れ替え、現状に即した割当金額を算出していく新規定の施行。

2.事務処理センターの運用開始
支部での翻訳作業等の代行業務は、本来の民団としての支部業務を圧迫している現状がある。また、二か国語が堪能である職員を採用することも今後困難であるという観点から、支部の代行業務を本部で引き受けるため事務処理センターを開設。2022年度の試験運用を経て運用開始。

3.次世代育成
2022年度から愛知では特に次世代育成に注力してきた。昨年実施して好評だった「オリニ夏まつり」「オリニクリスマスパーティー」に加え、コロナで休止していた「オリニキャンプ」も 再開。さらに「K-POPダンスコンテスト」や「eスポーツ大会」なども新たに開催を検討する。また現状のLINE公式アカウントに加え、「Instagram」や「TikTok」の運用も開始し、情報提供を様々な方法で行うべくSNSも充実させていく。こういった活動でオリニや中高生が参加できる間口を広げていく。
  
4.対面活動の再開
5月17日~23日 中村支部管内 集中戸別訪問活動
6月4日  愛知・岐阜・三重 東海三県合同 大野遊会・700名規模
8月15日 第78周年光復節記念式典・700名規模

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