民団愛知県本部（河隆實団長）と体育会中北本部（南茂会長）が共催の「第1回モルック大会」が２月４日、愛知韓国人会館で行われ、県内の団員１７０名が参加しました。

コロナ流行で新種スポーツに着手
　モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的な「キイッカ」というゲームを元に1996年に開発されたスポーツです。フィンランドではサウナとビールを楽しみながらプレイされている気軽なスポーツ、とても簡単なルールなので老若男女問わず楽しめます。
　民団愛知では新型コロナの流行期、イベントがことごとく中止を余儀なくされる状況下で、感染の心配なく団員さんに楽しんでもらえるイベントはないかと模索し、モルックにたどり着きました。
　2021年に青年会で開催したモルック大会、当時はたった8名の参加でしたが、支部へのモルック配布、他イベントなどでの地道な普及活動を3年間続け、今回の開催に至り、予想を大きく超える170名の方に参加していただきました。

試合はリーグ戦・決勝トーナメント形式
　試合は1リーグ5チーム・9リーグでの総当たり戦を行い、各リーグ1位の9チームが決勝トーナメントに進出、準決勝を勝ち上がった3チームで決勝戦を行いました。
　日本モルック協会のルールに主催が設定した独自のルールを合わせて、参加者が楽しみやすいよう設定しました。

初代優勝は「一宮支部-1」
　準決勝で勝ち上がったのは「名南支部-2」「一宮支部-1」「中村支部-8」の3チーム。
　決勝戦から導入した「3回連続ミスで失格」の正式ルールで最後まで残った「一宮支部-1」が見事に初代王者の栄冠に輝きました。
　優勝、準優勝、第三位各チームには南会長から賞品が手渡されました。

第1回開催記念 大抽選会
　初開催を記念して、大会終了後にハズレくじなしの大抽選会を行いました。
　当選賞品は50本用意し、抽選に当たった人から順番に好きな賞品を選べるシステム、一番人気はやはり「東京ディズニーリゾートのチケット」でした。
　くじが当たらなかった参加者にも参加賞としてクオカードが手渡されました。