掲載日 : [2002-11-27] 照会数 : 4768
【神奈川】茅ヶ崎市立今宿小学校(山本恵一校長、607人)ではこのほど総合学習の一環として、3年生の3クラスを対象に韓国について学ぶ授業を行った。市内に住む在日3世の金泰子さんと日本に嫁いできた玉吉順さんが、チマ・チョゴリ姿で韓国の絵本の読み聞かせや簡単な韓国語のあいさつを教えた。
どのクラスも授業後には、物珍しそうにチャンゴをたたいたり、ペンイ(駒)やユンノリを手に取るなど、好奇心をくすぐられた様子だった。
金さんらは3年生の国語の教科書に韓国の民話「三年峠」が取りあげられていることに着目し、在日同胞と日本人の相互理解の一助にと、4年前から地域の小・中学校で多文化共生教育に取り組んでいる。
(2002.11.27 民団新聞)