掲載日 : [2016-02-24] 照会数 : 4317
同胞集住地で生活史たどる…川崎市南部
[ 案内に立つ三浦知人事務局長(中央) ]
【神奈川】関東でも有数の在日同胞集住地域を形成している川崎市南部で6日、「在日生活史をたどるフィールドワーク」が行われた。
地元で高齢者デイサービスや子育て支援、障がい者支援などに取り組む社会福祉法人青丘社の三浦知人事務局長が企画した。
20人を募集したが、この日の参加者は最終的に40人にふくれあがった。一行は三浦局長の案内で第2次大戦前から同胞が多く移り住んだ川崎区池上町を中心に歩き、当時の1世たちの生活に思いを馳せた。
三浦さんは「最初は価値観の違いから1世と地元の人との仲は良くなかった。それでも同じ地域で生活しているうちに徐々に分かり合う事ができた」と語った。
(2016.2.24 民団新聞)