東京都墨田区八広の荒川堤防下、「関東大震災時 韓国朝鮮人殉難者追悼之の碑」の建つ「ほうせんかの庭」に小さな石仏4体が仲間入りした。 石仏は「追悼碑」を守るかのように草木の陰にひっそり置かれている。在日同胞3世の辛淑玉さん(のりこえねっと共同代表)が寄贈した。制作者は沖縄在住の金城実さん。 荒河...
在日と日本の市民団体は5日、東京・墨田区の荒川河川敷、木根川橋下手で韓国・朝鮮人犠牲者追悼式を執り行った。82年から続いており、今年で39回目。主催団体は新型コロナウイルスの感染症対策のため、積極的な参加呼びかけは控えていたものの、市民300人以上が駆けつけ、追悼の祈りを捧げた。 主催者を代表して西崎雅夫さん(一般社団法人ほ...
【京都】日本の敗戦直後、解放の喜びを胸に青森から釜山への帰国を急ぐ同胞らを載せた日本海軍特設運送艦「浮島丸」が謎の爆沈を遂げてから75年が経過した8月24日、事故現場の舞鶴湾で民団京都本部の追悼式が営まれた。新型コロナウイルスの感染拡大のため、この日は規模を縮小。参列者は駐大阪総領事館と民団関係者が中心だった。 追悼辞を述べ...
【神奈川】「川崎市の次は神奈川県」。市民団体がヘイトスピーチを含むあらゆる差別を禁止する「神奈川県差別撤廃 人権尊重条例」の制定を県に要請した。川崎市は全国に先駆けて罰則付きの「市差別のない人権尊重のまちづくり条例」を7月1日から全面施行したばかり。また、相模原市も市長が積極的な姿勢を見せている。 要請書は「ヘイトスピーチを...
反動的「統一論」無批判・同調はなぜ 寄稿 朴 容 正(元民団新聞編集委員) 北側と積極共同歩調 現代国際社会において民族の名称を、特定の人物の名前をもって呼んでいる国家はない。稀代の独裁者スターリンも、ロシア民...
「軍艦島-朝鮮人強制連行の記憶」と題したロビー展が東京・港区の韓国中央会館で開催されている。在日韓人歴史資料館がノンフィクション作家、林えいだいさんの遺作となった著書「写真記録 筑豊・軍艦島」から抜粋した。 軍艦島は長崎県にある小さな離島で正式名称は端島(炭鉱)。海に浮かぶ姿が軍艦土佐に似ていることからそう呼ぶようになった。...