掲載日 : [2016-02-24] 照会数 : 4704
町内会の理解へ新春餅つき大会…善隣厚生会
[ 李秀夫理事長も参加 ]
法務省保護局所管の厚生保護法人善隣厚生会(李秀夫理事長・保護司)は14日、東京・渋谷区の同敷地内で新春恒例の餅つき大会を行った。
餅つきは地域住民に施設への理解を深めてもらい、良好な関係を築くためには欠かせない行事として定着している。今年で17回目。渋谷区議会から下嶋倫朗議員(自民党区議団幹事長)をはじめとする3人が激励に駆けつけた。
共催団体で、地元保護観察所に事務局を置くボランティア組織、渋谷区BBS会の若いメンバーが代わるがわる杵を握った。つきあげたお餅は合わせて約35キロ。きな粉をまぶしたり海苔を巻くなどして、集まった近隣の住民50人に豚汁とともに振る舞った。
李理事長によれば、餅つきが定着してからは近隣から善隣厚生会への苦情はなくなったという。
地元町会連合会の春田欽一会長は、「木造住宅が密集する町会にとっては防災上の拠点」と全面的に受け入れている。
(2016.2.24 民団新聞)