掲載日 : [2019-01-17] 照会数 : 8190
3.1節100周年記念打鐘式の「民族代表」に在日同胞からも
[ 鐘打ち行事に選ばれた36人の著名人 ] [ 宋海さん(左)と記念撮影する洪來輪さん ]
普信閣でカウントダウン行事
「民族代表」招請 在日同胞からも
【ソウル】3・1独立運動100周年を50日後に控えた11日、鐘路区の普信閣で行われた鐘打ちイベント(3・1独立運動のユネスコ世界記憶遺産登録国民推進委員会主催)に日本から洪來輪さん(65、在日韓国留学生「2・8会」副会長予定者)が招かれた。海外からの参加者は洪さんが唯一だった。
普信閣では毎年、年越しイベントとして鐘打ちが行われている。今回は3・1独立運動の100周年記念日が近づいていることを国民に伝えるため企画された。式には洪さんのほか元老放送人の宋海さんや朴其烈ソウル市議会副議長、俳優など36人が参加。「民族代表」として鐘を一緒に鳴らした。
洪さんは「3・1運動をはじめ中国の5・4運動などアジア全域の独立運動の引き金となったのが2・8独立宣言だ。2・8独立宣言の精神を引き継ぐ2・8会から『民族代表』の一人として選ばれたのは光栄だ」と感激を語った。
同推進委員会は昨年5月30日、3・1独立運動をユネスコ世界記憶遺産に登録するため国会で発足式を行った。独立記念館(忠清南道天安市)では3月1日からの1カ月間「3・1運動と臨時政府樹立100周年記念芸術人333名特別招待展」が開催される。
(2019.01.16 民団新聞)