掲載日 : [2019-05-10] 照会数 : 16100
韓日関係改善へ意欲…南官杓新大使が着任
[ 羽田空港に到着し、歓迎の花束を受ける南官杓新駐日韓国大使 ]
南官杓新駐日韓国大使が9日、日本に到着した。羽田空港には民団中央本部から鄭夢周、任泰洙副団長らが出迎え、歓迎の花束を贈呈した。
羽田空港で記者団に「現在の韓日関係を懸念する人が非常に多いが、私の赴任が新しいモメンタム(機運)になることを願う」と述べ、関係改善に意欲を示した。
赴任を前にした7日、韓国外交部での記者会見でも、「韓国政府が韓日関係を非常に重視している」と強調し、「外交一線で積み重ねてきた経験と知識を礎に、両国で知恵を出し合い、様々な懸案で韓日関係の解決に最善を尽くす」と付け加えた。
南大使は1957年、釜山市生まれ。81年12月に外務部(現外交部)に入職。86年の米国在シカゴ総領事館を皮切りに、日本、フィリピン、ベトナムの大使館にて勤務。駐日大使館では92年から1等書記官を務めた。17年6月、文在寅政府の発足と共に青瓦台国家安保室第2次長となった。
(2019.05.10 民団新聞)