掲載日 : [2019-07-18] 照会数 : 14378
韓国は北韓と同組…サッカーW杯アジア2次予選
サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選の組み合わせ抽選が17日、マレーシアのクアラルンプールで行われ、10大会連続出場をめざす韓国はレバノン、北韓、トルクメニスタン、スリランカと同じH組に入った。
2次予選は、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングのアジア上位34チームと1次予選を勝ち上がった6チームの計40チームが8組に分かれて争う。9月から来年6月まで、総当たりのホームアンドアウェー方式で行われ、各組1位と2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。
韓国の初戦は9月で11月までに4試合を行う。以後、来年3月と6月に残り4試合を行い最終予選進出を狙う。ベント監督は「組分けが決まり、相手チームを分析することが重要。初戦はトルクメニスタンだが、過去の試合情報などを収集して競技力を分析したい」と述べた。また、「野心を持って準備するが、選手たちは長距離の移動後も、競技力を最大限に引き上げるために集中する」と述べた。関心を集めている北韓との対決については「特別な意味がなく、他チームと同様に2試合の対戦へしっかり準備したい」と回答した。
今回の組み分けで関心の的となっているのは、平壌でのアウエー戦が実現するかどうかだ。韓国は2010年の南アフリカW杯3次予選と最終予選で北韓と4度対戦したが、アウエー戦は2度とも中立国の中国・上海で行われた。北韓は当時、平壌での太極旗掲揚と愛国歌(韓国国歌)演奏は不可能だとして譲らず、FIFAが上海開催を決定した。しかし、2017年の韓国と北韓の女子アジアカップ予選では、平壌の金日成競技場で太極旗が掲揚され、愛国歌も演奏された。
(2019.07.18 民団新聞)