掲載日 : [2021-05-26] 照会数 : 4874
アニメ「ベビーシャーク」シリーズ ほぼ全世界で放送へ
[ 「Baby Shark’s Big Show!」のキャラクター(©スマートスタディー) ]
韓国のコンテンツ企業、スマートスタディーは17日、同社が制作した童謡「Baby Shark」のアニメーションシリーズ「Baby Shark’s Big Show!」が世界で放送されると発表した。
「Baby Shark」は北米圏の伝承童謡を編曲した歌で、同社が幼児向け教育コンテンツ「PINFONG」(日本名ピンキッツ」を通じ、2015年に発表した。「サメのかぞく」と題した日本語バージョンもある。
同シリーズは同社とグローバルキッズエンターテインメントチャンネルのニコロデオンが共同制作し、オーストラリア、欧州、東南アジア、南米、中東、アフリカなどで順次放送される。韓国では下半期に公開される予定だ。
このアニメーションはサメの子どもが家族や友だちとともに海の世界で生き抜いていく物語で、3月に米国のニコロデオンチャンネルで初公開され、放送初日に2~5歳の幼児の視聴率1位を記録するなど人気を集めている。
同社のキム・ミンソク社長は「『Baby Shark’s Big Show!』を筆頭に、世界の子どもたちはもちろん、家族全員が一緒に楽しめる多彩なコンテンツを発表し、グローバル市場で知的財産(IP)競争力をさらに強固にしていく」と述べた。
「Baby Shark」は昨年11月、米国で有料ダウンロードとオーディオ、ビデオストリーミングを合算したユニットでデジタルシングルのセールスをカウントする全米レコード協会(RIAA)から、最高ランクのダイヤモンド認定(1000万枚超のセールス)を受けた。童謡では世界初の認定となり、韓国の楽曲としても初めて。
同年9月には、英国レコード産業協会(BPI)から120万枚以上のセールスに与えられるダブルプラチナ認定も受けた。
(2021.05.26 民団新聞)