掲載日 : [2022-04-01] 照会数 : 2948
ソウル市が幅広く 禁酒区域を設定へ
ソウル市は17日、公共機関の庁舎や公園、河川施設などを禁酒区域に指定する条例の改正作業を進めていると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で都市公園での集まりや飲酒を防ぐ必要性が提起され、また同年4月末に医大生が漢江公園で飲酒後に亡くなった事件を機に、公園内での飲酒を制限すべきだとする世論が高まった。
ソウル市長が庁舎や自治体が出資、寄付した機関の庁舎、都市公園、河川施設、バス停などの公共交通施設、子ども向け遊び場、青少年活動施設などを禁酒区域に指摘できるようになる。
条例案によると、禁酒区域で飲酒した人には10万ウォン(約9800円)の過料を科すことができる。この改正案は24日に告示され、6月1日投開票の統一地方選で構成される新しい市議会で議決される見通しだ。
(2022.03.30 民団新聞)