掲載日 : [2021-06-09] 照会数 : 4760
ワクチン接種で大幅割り引き 韓国シネコンがコロナ対策
韓国上映協会は1日、シネマコンプレックス(複合映画館)のCGVとロッテシネマ、メガボックスが同日から月末まで、新型コロナウイルスのワクチン接種を促進するキャンペーンを実施すると発表した。ワクチン接種を終えた人を対象に、映画の鑑賞料金を大幅に割り引く。
これらの劇場にワクチン接種済みの証明書や確認書などを持参した観客は、同伴者1人も含めて優待料金で映画を鑑賞できる。優待料金は劇場によって異なるが、5000~6000ウォンで一般料金の半額以下になる。2回のワクチン接種の1回目しか終えていない人も対象になる。
同会のイ・チャンム会長は「ワクチン接種に多くの国民が賛同し、以前のような平凡な日常に1日も早く戻れることを願う気持ちからキャンペーンを準備した」と説明した。
映画館は新型コロナの感染拡大で深刻な打撃を受けているが、このところ持ち直しの動きもみられる。今月はホラーやアニメーション、ミュージカルなど多彩なジャンルの海外作品のほか、韓国映画では俳優チョ・ウジン主演のスリラー「発信制限」や「女校怪談」シリーズの新作などが封切りを控えている。
(2021.06.09 民団新聞)