掲載日 : [2023-07-05] 照会数 : 2294
民団、「トルコ・シリア大地震人道支援義援金」伝達
[ ギュンゲン大使(左)に義援金の目録を手渡す呂健二団長 ]
民団中央本部が3月から「トルコ・シリア大地震人道支援」義援金活動を展開してきた、全国の同胞らから寄せられた578万円あまりの義援金を21日、在日トルコ共和国大使館に伝達した。
この日、民団中央本部から呂健二団長、李根茁副団長、李相哲生活局副局長が東京都渋谷区のトルコ大使館を同協会を訪れ、コルクット・ギュンゲン大使に面会した。
呂団長は「韓国動乱の時にはトルコから多くの方に参戦頂き、多くの犠牲者を出された。本日の韓国の発展もトルコの皆様の犠牲のおかげだと思ってる。少しでも救援に役立ててほしい」と述べながら、募金の目録を手渡した。
ギュンゲン大使からは民団に対して「来ていただけただけでも大変ありがたい。復興にはまだまだ時間がかかる」と説明しながら「頂いた義援金はトルコ政府に送金し、復興に役立てたい」と感謝の意を述べた。
呂団長は「民団は様々な差別と闘って権利を獲得してきた。これからも日本の多文化共存社会実現に向けて貢献したい」と民団活動について説明した。
(2023.7.5民団新聞)