日本政府は在留資格を持つ外国人の再入国を9月1日から全面的に解禁した。韓国籍の在日同胞をはじめ、在留資格を持つ外国籍者は「再入国関連書類提出確認書」の交付を受ければ、入国拒否対象地域から再入国できるようになる。ただし、滞在先国の出国前72時間以内に実施したPCR検査陰性の証明の提示や、入国から14日間は自宅で待機することが条件と...
第75周年光復節中央記念式典(民団中央本部主催、東京本部主管)は15日、東京港区の韓国中央会館で開催した。通年は都内の施設で約2000~3000人規模で開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染防止を踏まえ、規模を大幅縮小し、参加対象を中央、東京本部の3機関、支部、中央傘下団体、韓人会の代表など約60人に制限した。毎年参席していた日本各政党国会議員の招待...
民団東京本部(李壽源団長)では毎年、光復節式典で参加団員らに配布している、韓国食品などの記念品を家庭訪問を通じて全2000世帯あまりに配布する。 同本部主管の光復節中央記念式典は、民団結成前の建青時代から、日比谷公会堂など都内の施設で大規模に開催してきた。今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、参加招待者を本部役員と支部、傘...
「コロナ禍のいまだからこそ」 【大阪】民団大阪本部(呉龍浩団長)は同本部管内5000世帯を対象とした「家庭訪問」を9月からスタートさせる。最大手の生野中央支部(玄忠昊支団長、55)が旗振り役となり、年末まで全29支部で実施していく。同本部は家庭訪問に先だって1000万円をかけ、5000個...
KJプロジェクト「日韓記者・市民セミナー」の講義録をまとめたブックレット1『特集 日韓現代史の照点を読む』が社会評論社から発刊された。収録したのは「関東大震災『朝鮮人虐殺否定』論反証」(加藤直樹・作家=2019年8月3日、第1回)、「特攻隊員として死んだ朝鮮人の慰霊事業」(黒田福美・女優=19年10月18日、第3回)、「北送事業60年の総括」(菊池嘉晃・ジ...
【宮城】コロナ禍のなか民団は「何ができるのか」。宮城本部(金政郁団長)は6日、在日同胞社会の次世代を担う若手役員や青年メンバー15人を同本部に招いて、意見交換会を行った。民団からは3機関長が同席した。 はじめに金富貴副団長が今年度の事業報告と、今後の次世代育成に関する基本的な考え方を示した。金団長は「民団は諸先輩たちから引...
民族学校各校で早くも2学期の授業が始まった。新型コロナウイルスの影響で今年の夏休みは例年の半分以下というところもあった。 白頭学院建国中・高等学校は17日が始業式。例年ならば8月の最終週に行うところだった。この日からいきなり7時間、補習も入れて8時間みっちりというクラスも。幼・小は24日から授業を開始した。