掲載日 : [2023-05-10] 照会数 : 1263
在外同胞庁、仁川に設置 ソウル市内にも総合窓口
6月5日に新たに開庁する外交部在外同胞庁の本庁所在地が仁川市内に、総合窓口の在外同胞サービス支援センターはソウル市内に置かれることが外交部発表で明らかになった。
在外同胞庁は750万人の在外同胞に対する支援を強化するため、外交部の在外同胞政策機能と在外同胞財団の事業機能を統合して外交部外庁として新設される。
外交部はこれまで、与党「国民の力」と同庁の設置場所について、利用者の利便性②業務の効率性③バランスの取れた地域発展④行政組織としての一貫性⑤所在地の象徴性という5つの項目に基づき、在外同胞からの評価が高かったソウルと仁川の2カ所をしぼり、検討してきた。
その結果、利便性や地域の発展、行政組織としての一貫性などの面で本庁は仁川に置かれることになったという。
ただ国籍や領事、兵役、税務、年金などといった行政サービスを提供する「在外同胞サービス支援センター」は利用者となる在外同胞の効率性と便利性を考慮、ソウルの中心部である光化門周辺に設置される。
(2023.5.10民団新聞)