掲載日 : [2023-07-19] 照会数 : 1817
韓国への医療ツーリズム、皮膚科・整形外科が最多
韓国保健産業振興院が2日発表した報告書によると、2022年に医療ツーリズムを目的に訪韓した外国人客は29万3350人で、このうち皮膚科・整形外科を受診した人の割合は最多の28.1%に上った。
統計が始まった09年の外国人客全体(6万4464人)に皮膚科・整形外科受診者が占めた割合は13.8%で、13年で2倍を超えた。
一方、22年に一般内科・感染症内科など内科統合診療を受診した外国人の割合は22.3%で、09年(28.5%)に比べて6ポイント以上低下した。
整形外科を受診した外国人の国籍別の割合はタイが24.2%で最多。次いで日本(18.6%)、中国(13.9%)、米国(11.0%)の順だった。皮膚科では中国(23.0%)、日本(19.1%)、米国(15.1%)、タイ(12.3%)の順で多かった。
韓国保健産業振興院は訪韓客数自今後も医療ツーリズム目的の訪韓客が増え続けるとの見通しを示した。
(2023.7.19民団新聞)