南北双方の赤十字は、「離散家族再会行事を10月20日から26日まで金剛山面会所で実施する」との合意(8日)に基づき15日、板門店で離散家族生死確認依頼書(南側250人、北側200人)を交換した。
南北は、依頼書名簿に掲載された離散家族の生死確認などを行い、その結果を10月5日に伝え合う。健康状態などを点検した後、最終再会対象者100人ずつを確定して8日には名簿を交換・発表することになっている。
これに先立ち大韓赤十字社は9日、離散家族再会候補者の5倍数である500人をコンピュータ抽選で選んだ。選定基準は高齢者と直系家族優先で、500人のうち半数は90歳以上の高齢者。
14日までに再会意思と健康状態確認などを経て離散家族再会候補者250人を選定した。250人の内訳は、6・25韓国戦争などで生き別れになった一般離散家族200人と韓国軍捕虜離散家族50人(拉致被害者も含まれる)。
特に韓国軍捕虜離散家族は、北側で家族が確認されれば100%最終再会対象者名簿に含めることにしている。
(2015.9.16 民団新聞)