掲載日 : [2015-11-25] 照会数 : 4193
ロシア産石炭を北経由で韓国へ
韓国企業も参加している北韓北東部の経済特区・羅先の羅津港とロシア極東沿海地方のハサンを結ぶ物流協力事業をめぐり、事業の妥当性を確認するための韓国への3回目のテスト輸送が17日から始まった。30日まで行われる。
事業に参加したポスコと現代商船、コレール(韓国鉄道公社)の3社と韓国政府の関係者らは17日に北韓に入り20日まで羅津・先鋒地域に滞在しながら、ロシア産の石炭12万㌧とコンテナ10個分の中国産ミネラルウォーターが船積みされる様子を見まもった。
石炭は光陽港(全羅南道)と浦項港(慶尚北道)に、ミネラルウォーターは釜山港にそれぞれ運ばれる。
過去2回のテスト輸送では、ばら積み船だけを使って運用していたが、羅津港の同時接岸能力や荷役と船積み過程などを確認するため、今回はコンテナ船1隻が追加された。
(2015.11.25 民団新聞)