掲載日 : [2019-11-15] 照会数 : 6349
共生の街 東大阪、国・地域を超えて…第24回国際交流フェスタ
【大阪】「東大阪国際交流フェスティバル」(NPO東大阪国際共生ネットワーク、同フェスティバル実行委員会主催)が3日、東大阪市の布施三ノ瀬公園で開かれた。今年で24回目。
出店コーナーには国籍や民族を超えてアジア各国の飲食が楽しめる41のブースが並んだ。婦人会大阪・布施支部(李美代子会長)はチヂミとキムチを販売した。
特設ステージでは婦人会大阪本部(金秋江会長)の文化部オモニコーラスが「サゴンエノレ(船頭さんの歌)」や「さくら」などを歌いあげたほか、同オモニ舞踊もお祝いの時に踊る「コリプッチェ」を披露した。
パレードでは実行委員会を構成する民団関係者ら約200人が東大阪市立長堂小学校をスタート。三ノ瀬公園までの約1㌔を練り歩いた=写真=。許槿一共同代表(民団布施支部支団長)は「参加者全体が国・地域を超えた文化に触れあうことで、足元から国際化を豊かに実感することができる」と意義を語った。
第1回からフェスタをけん引してきた呉龍浩特別顧問も「24年間にわたり多文化共生社会の実現を広く発信することができた。東大阪市が共生の街として、全国自治体を牽引していくことを願っている」と期待を寄せた。東大阪市から野田義和市長が駆けつけた。
(2019.11.15 民団新聞)