掲載日 : [2022-12-07] 照会数 : 2232
民団韓流文化マダン、伝統芸能とKポップ
[ 建国中・高伝統芸術部卒業生による「灘禮地神パルキ」 ]
【大阪】民団大阪本部(李元徹団長)は3日、15年続いた「韓国伝統文化マダン」をリニューアル、韓国伝統芸能にK‐POPも取り入れた「民団韓流文化マダン」として開催した。大阪市内の大阪交流センターは1000人で満員となった。
李団長は「K‐POPや韓国ドラマなど、あらゆる韓流文化を通じて文化振興事業、韓日友好促進事業を積極的に進め、韓国、日本のみならず各国、各民族が互いの文化を理解、尊重し、認め合うことのできる多文化共生社会づくりに民団は寄与していく」と狙いを語った。
6団体約60人が出演。金姫玉韓国伝統舞踊研究所が国の太平と発展を祈った「太平舞」、元京愛絃ソリ韓国伝統国楽院が伽倻琴パンソリ竝唱と南道民謡を披露。呂英華韓国伝統芸術院は宮中の宴では欠かせない「御前舞」とハン五百年や江原道アリランなどの民謡、李綾子韓国伝統舞踊研究所は太鼓を打ちながら踊る「ポックチュム」、建国中・高等学校伝統芸術部卒業生グループ・ハンデプンが灘禮地神パルキを披露し、会場は盛り上がった。
ラストのK‐POPステージでは女性5人全員が日本人というグループ「SPYSHE」と、韓国でさまざまな音楽番組に出演後、日本で活動中の韓国人男性5人グループ「F・able」がキレキレのダンスとリズムで観客を魅了した。