掲載日 : [2022-12-07] 照会数 : 2156
婦人会大阪 記念式典に300人
[ 式典を締めくくるマンセー三唱 ]
75年苦難の歩み回顧
【大阪】婦人会大阪本部(朴米子会長)が1日、大阪市内のホテルで創立75周年記念式典を開催した。結成は中央本部の発足より1年早い1948年9月30日。全国初の地方本部として在日同胞社会の権益擁護はもとよりオモニコーラスをはじめとする文化活動、ホームヘルパー養成講座などの福祉事業でも先駆的な実績を残してきた。
関係者300人が出席。近隣の兵庫、京都、奈良、滋賀からも役員が祝いに駆けつけた。
朴米子会長は「75年という数字にはどんな困難にも会員と一緒になって立ち向かってきた歴代会長の血と汗と涙の結晶が刻まれている。これからも民団とともに韓日両国と地域社会、在日同胞社会の発展に寄与していく」と決意を述べた。
婦人会中央本部の劉代永会長は「この間、額に汗し、様々な辛酸をなめてきた。ひとくちに75年というが、並大抵のことではない。これを契機に新たな決意で婦人会の牽引力を発揮してくれることを願う」と祝辞を述べた。
駐大阪韓国総領事館の金亨駿総領事は「これからも様々な活動を引き続き発展させ、同胞社会のみならず韓日関係にも大きく寄与してくれることと確信している」と期待を寄せた。民団大阪本部の李元徹団長も「婦人会は民団と在日同胞を結びつける大きな存在。未来を見据えながら、同じ目標を共有した仲間とともにいま(現在)を駆け抜けよう」と述べた。
式典に先立ち会場中央のスクリーン映像で75年の足跡を振り返った。
(2022.12.07民団新聞)