掲載日 : [2022-02-16] 照会数 : 3952
在日韓国人貴金属協会事業所ビル移転へ
[ 現在の在日韓国人貴金属協所有のビル ]
「老朽化」今月の在外投票を最後に
在日韓国人貴金属協会(朴泰洙会長
=写真、東京・台東区東上野2‐12‐1 韓貴協ビル2階)が今年4月末日をメドに現在の事業所ビルから移転することがわかった。朴会長が10日、明らかにした。
韓貴協ビルは会員数300人近くを誇る同協会の所有物件。地上7階、地下1階建てで、2013年春に購入した。地下に子弟のための韓国語・日本語教室を兼ね備えている。2階の1部に事務所を置き、3階から上はテナントのワンルームで、すべて会員が入居している。
建立当初から40~50年が経過しており、老朽化が目立ってきたという。朴会長は「協会員がもっと便利に使えるような場所、物件を考えている。新しいものにチャレンジしていきたい」と話している。移転先となる新規物件は2、3棟が候補に上がっており、常任理事らと最終調整を急いでいる。
韓貴協ビルは25日から27日までの3日間、第20代大統領選挙の駐日韓国大使館管内在外投票所の一つにあてられている。すでに売却が完了しているため、これが最後の投票所となる。
(2022.02.16 民団新聞)