掲載日 : [2016-12-07] 照会数 : 4689
国別対抗戦でも優勝…韓国女子ゴルフ
女子プロゴルフの日本、韓国、欧州、オーストラリアの各ツアー対抗戦「ザ・クイーンズ」最終日は4日、愛知・三好CC西でシングルス8試合のマッチプレーが行われ、韓国は日本との優勝決定戦で15‐1で圧勝し初優勝した。昨年の第1回大会で惜しくも日本に優勝を譲った韓国は、1年後に雪辱を果たした。
韓国代表のメンバーは米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーで活躍する上位圏の選手は参加せず、韓国国内女子プロゴルフツアー選手が主軸だった。今季を最後に米国進出を宣言した韓国国内トップのパク・ソンヒョンもメンバーから抜けた。海外組では日本ツアーで活躍している申ジエだけが参加した。
一方、日本チームはほぼ精鋭メンバーで構成したが、この日の結果が示すように韓国と日本の実力の差の大きさだけがめだった。
世界ランキング100位以内の選手は韓国が40人、日本が10人。韓国は世界ランキング10位以内に5人の選手が含まれているが、日本の最高位選手は20位。しかも、この選手は韓国で育った在日同胞の野村敏京(24)であり、現在、日本でランキングが最も高い選手は世界38位の笠りつ子。笠よりランキングが高い韓国選手は17人にのぼる。
(2016.12.7 民団新聞)