掲載日 : [2016-08-24] 照会数 : 4595
江原道で日本の七夕文化を紹介…市民交流ツアー
【鳥取】民団鳥取本部(薛幸夫団長)はこのほど、2泊3日の日程で県と友好提携を結んでいる江原道への市民交流ツアーを行った。これは山陰地区唯一の国際定期路線を運航するアシアナ航空への側面支援を目的としている。県東部地区日韓親善協会との共催で、薛団長が引率責任者を務めた。
参加者は62人と、ここ10数年続くツアーのなかでは最大規模。交流のあり方も様変わりした。これまでは食文化の交流が中心だったが、日本の文化、社会の一端を知らせることに重きを置き、さらにこの交流を次世代に引き継ごうとした。このため学生や児童、園児の参加にも力を入れた。
7月にちなんで紹介しようと考えたのが、日本の伝統文化である七夕。16日、春川市郊外の江原道視聴者メディアセンターで開催された道民との親善交流会には江原道側から240人が参加。一緒になって七夕の飾り付けを行い、短冊に願いを託した。韓国の子どもたちは絵本で読み聞かせた日本の七夕伝説に目を輝かせていた。
次回は江原道から30人が鳥取を訪問する。
(2016.8.24 民団新聞)