趙善玉さん
料理研究家の趙善玉さんが、紀州産の梅と韓国産の塩を使用した「紀州はちみつ梅干・善玉(ぜんだま)」を開発した。韓国産の塩を日本で普及させようと、和歌山県田辺市の梅干しメーカーである株式会社濱田に生産を委託した。
梅は贈答用にも用いられるという最高品質の南高梅。塩は「キムチに使うと甘みが出る」と、民団韓食ネット協議会(崔千浩会長)が業務提携している品質の優れた天日塩。さらに、たっぷりの蜂蜜でまろやかでほどよい甘さを出した。
趙さんは薬膳料理を研究しており、健康食としての梅干しには以前からあこがれてきたという。いつか自分だけのブランドを作りたいという夢が、民団韓食ネット協議会の協力を得てようやくかなった。
問い合わせは趙善玉料理研究院(03・6233・7867)。
(2015.9.30 民団新聞)