【岐阜】長らく休眠状態の続いていた民団飛騨支部が、民団岐阜本部(董勝正団長)の努力により約20年ぶりに復活した。17日、高山市内のホテルで開かれた再興記念式典には団員ら50人が参加。民団中央本部からは河政男事務総長が参席した。
董団長によれば「飛騨高山には韓国からの観光客も多く、支部再興の声は団員からも多かった」という。董団長は支団長を担う丁明夫氏に対し、県本部として全面的に支援していく考えを明らかにした。また、駐名古屋総領事館の朴煥善総領事も支部に掲げる太極旗を贈った。
丁支団長は「住民に民団の存在をもっと知ってもらえるよう、地域に密着した活動をしていきたい」と抱負を述べた。
来賓の打保正守飛騨日韓親善協会会長は、「私たちの活動の場が再興できた」と喜びを語った。また、川上哲也県議会議員が「地域と地域、人と人との交流に、地域住民として力をつくしていきたい」と抱負を述べた。