掲載日 : [2020-05-27] 照会数 : 6970
新宿区保健所に弁当宅配1千食…韓国レストラン「妻家房」
[ 牛プルコギ弁当を盛り付ける厨房スタッフ ]
韓国家庭料理レストラン・韓国食品販売の妻家房四谷本店(呉永錫社長、東京・新宿)は新宿区保健所に4日から毎日、昼食用の弁当を無料で届けている。
きっかけは店で調理を担当している厨房スタッフの「こういうご時世で頑張っているところに無償でお弁当を届けたい」という一言だった。呉社長が区と相談した結果、保健所に決まった。保健所の周辺は食堂の数が限られており、職員に歓迎されているという。
平日は牛と豚の各プルコギ弁当、タッカルビ弁当、キムチ・チャーハン、ビビンパの5種類それぞれ50食を日替わりで。土・日・祝祭日も休日勤務者のため各15食を週替わりで提供している。いずれも副菜としてキムチとサラダが添えられており、彩りが豊か。
宅配は31日まで続くため、トータルでは1000食を超える予定。
(2020.05.27 民団新聞)