掲載日 : [2018-10-31] 照会数 : 5896
脱北者の保護申請期間延長…1年を3年に
[ 集団脱北した中国の北韓食堂のウエイトレス(2016年4月) ]
韓国政府は23日、脱北者が韓国に入国した後、政府に保護を申請できる期間をこれまでの1年から3年に延長することを骨子とする「北韓離脱住民の保護および定着支援に関する法律」の改正案を閣議決定した。現行法では、韓国入国1年後に保護対象から除外されるが、法改正されれば入国から3年間、保護申請を行えるようになる。
統一部は「今年9月現在で保護決定を受けられなかった脱北者265人のうち、入国から1年以降に申請したという理由が206人(78%)に上る状況を考慮したものだ」と説明。海外で10年以上滞留したりした場合にも住居支援を行えるようにする。
(2018.10.31 民団新聞)