「ハード・ヒット　発信制限」大ヒット作、25日公開

　韓国で初登場NO1ヒットになったキム・チャンジュ監督のノンストップ・アクション・スリラー映画「ハード・ヒット　発信制限」（配給＝クロックワークス）が25日東京のシネマート新宿ほか全国で公開される。

　銀行支店長のソンギュが子どもたちを登校させていた出勤途中の朝、「車から降りた瞬間、爆弾が爆発する」という謎の発信番号表示制限（非通知電話）の電話を受け、危機に陥る。

　警察に助けを求めることも、そして車を降りることも許されない絶体絶命の状況の中、ソンギュの日常は悪夢へと塗り替えられていく。

　主演を務めるのは、「SEOBOK／ソボク」の敵役として鮮烈なインパクトを残した実力派俳優チョ・ウジン。デビュー後、本作で初の単独主演となり、爆弾を仕掛けられた車の中で終始緊張感をみなぎらせる圧巻の演技で観客を引き込む。

　そして「サバハ」（日本ではNETFLIXで配信）で見事な一人二役を演じ、一躍若手トップ女優の仲間入りを果たしたイ・ジェインが主人公の娘役に、さらに日本でも絶大な人気を誇る若手俳優チ・チャンウクが初の悪役として、物語のカギを握る犯人役を演じる。

　息を飲む展開と釜山の長山駅周辺を舞台にしたカーチェイスのシーンに観客は引き込まれるだろう。
（2022.02.02 民団新聞）