掲載日 : [2021-12-22] 照会数 : 6436
各地で元気にオリニクリスマス
[ お菓子ボックスに大喜び(荒川支部) ] [ 神奈川はイカゲーム ] [ 千葉はケーキづくり ] [ 茨城はデジタルショー ]
新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきたことから、「オリニクリスマス(冬季交流会)」が各地の民団で開かれた。昨年はやむなく中止に追い込まれた地方も多く、2年ぶりというところが多かった。自粛疲れしていた子どもたちも、友だちとの再会を果たし、笑顔を取り戻していた。
東京荒川支部(鄭在桓支団長)は19日、青年会(鄭昌晃会長)が主催して開催した。ただし、昨年に続き、参加者は例年の半分程度に制限した。それでもオリニと保護者あわせて約40人が所狭しと支部会館を埋めた。
クイズで子どもたちの心をなごませたあと、ビンゴゲーム。全員がおもちゃや文房具などを手にした。
また、民団中央本部から届けられた、ロッテお菓子の詰め合わせセットをもらうと、オリニたちは豪華な「お菓子ボックス」に大喜びだった。
【神奈川】民団神奈川本部(李順載団長)は青年会神奈川本部との共催。進行を担当した青年会が韓国の人気サバイバルドラマ「イカゲーム(子どもの遊び)」をアトラクションに取り入れた。
12日、神奈川韓国会館に一昨年を上回る60人が参加。砂糖菓子を使った「カタヌキ」、「だるまさんがころんだ」、「ビー玉遊び」と「死のゲーム」が続いた。子どもたちはハラハラドキドキ、夢中になっていた。
最後にサンタさんから子どもたち全員にプレゼントが贈られた。婦人会神奈川本部は子どもたちのため朝から焼きそば、チキンなどを準備した。
【千葉】千葉では韓国教育院(李淳任院長)が主催。18日、千葉市内の民団本部会館に30人が参加。6チームに分かれてケーキ作りに挑戦した。
スポンジケーキの土台に生クリームといちご、カラーシュガーなどで思い思いにデコレーションしていった。。6チームのケーキを審査した李院長は一生懸命取り組んだ全員の努力を認め、「優勝は全チーム」。ケーキは青年会千葉本部が差し入れ。4人でオリニの世話役も買って出た。
【茨城】茨城では映像とお笑い芸人アキラボーイのアニメ漫才を融合した「デジタルショー」がオリニたちを楽しませた。民団茨城本部(金桂一団長)が水戸市内のホテルで開催。18日、24人が参加した。
大きな声を出すとアニメーションが動き出したり、ゲームの世界に入って一緒に遊ぶ「バーチャルワールド」には子どもたちばかりか、付き添いの大人も大いに楽しんでいた。
同ショーは経済産業大臣賞を受賞した。
(2021.12.22 民団新聞)